気軽にカフェミーティング開催しました。テーマ「最終的には何が大切?」

一般社団法人地域女性活動サポートラボ代表理事のすぎもとかおるです。
4月7日は新年度の慌ただしい中でしたが、サポラボカフェミーティングを開催しました。
7名の方が集まって話したいこと、相談したいことを持ち寄っておしゃべり。
女性にはこういう時間って必要ですよね(#^.^#)
ざっくばらんにおしゃべりする。
そこから出て来るアイデアは、水のように流れて、雲のように消えてしまうことだってあります。
だとしたら、すぐに書き留めたり、次に展開していくための「聞くこと」「質問する力」もぜひ意識してほしいところです。
やる気になっただけで終わらないためにも、次に何をするか?を考えていくといいですよね♪
内容としては
・イベント主催、出展の良さや難しさについてのシェア
・チャリティーや社会貢献的活動をサポラボでどう関わり、会員の皆さんのメリットが生まれるようにするか?
(例えば職業体験、蝶ネクタイ運動、ムクロジの実のお洗濯、制服などのリサイクル)
などが出ました。
自分の仕事として社会貢献を視野に入れるという方もいれば、別のお仕事をしながらそういう活動に関わりたいという方もいます。
それぞれのスタンスでお互いに協力し合えるチームを作るなど、アイデアも出てきました。
一人ではできないことでも志や思いを同じにしたメンバーをやっていけば数段早く目標へ向けて進める!
ということを皆さん実感していらっしゃるようです。
三人寄れば文殊の知恵
とも言いますよね。
気軽におしゃべりしながらすごい発想が出てきたり、違う視点で見てみることに気づいたりすること。
これがその先へつながって行く小さなきっかけになります。
また、いろいろなテーマ、課題が出てきた時に突き詰めていくと
最終的には
・相互の意思疎通(コミュニケーション)
・仕組み(システム化)
に集約されていくのだと私は常々感じています。
例えば意思疎通に関しても、心理的な側面と実務的な側面があります。
心理的側面は
・思ったことが言えない。
・言っていることが伝わらない。
ということが代表的ではないでしょうか?
こういった時に、伝えるための「自己表現」、いわゆる伝え方のスキルが必要になります。
さらに、お互いの「価値観の違い」という点もあります。
お互いの違いを認め合い、なおかつひとつの方向性や目標に向けて動いていけるか?
それは、やはり「コミュニケーション力」です。
更に
実務的な側面としては迅速さ
が求められるのではないでしょうか?
よく話題になるのは
(このミーティングでということではなく、良く見聞きする話題として取り上げているので、特定して誰かのことを言っているわけではないことご承知おき下さい)
「フェイスブックのメッセンジャーでも、LINEでも連絡してもダメ。
携帯やパソコンのメールをしても返事がない。電話をしても電話に出ない」
「事前振込みをお願いしていても振込みがない」
「ドタキャンが相次ぐ」
こういうことが重なると、仕事や活動以前の問題で、信頼関係は構築できません。
だんだんと自分の周りから人がいなくなっている・・・
気が付いたら誰にも誘われなくなる・・・
陰で「あの人突然キャンセルするからブラックリスト入り」と言われてしまう・・・
ということが起きてからでは遅いのです。
誰でも忘れてしまうこと、ミスはあります。
(もちろん私も、です)
ですが、最低限のルールとして、「報告・連絡・相談」はきちんと迅速にする。
約束は守る、ミスをしたら謝るという小学生でもわかることが出来てこそ、次につながって行くと思います。
起業したから「自由」で何でも自分のペースですればOKというのは大間違い。
自由だからこそ自分で自分を律していくこと、緊張感を持って仕事をするという大前提が必要です。
(自分を戒めるためにも書いています)
仕事のできる人は連絡に関しても迅速です。
私の尊敬するある女性は、18年ぶりくらいにお会いしたその日に私に手紙を書いて送ってくださいました。
分刻みのスケジュールの大変忙しい先生でありながら、あの頃と今も変わりなくそれを続けられているからこその今の地位にいらっしゃるのでは?と自分自身も猛省し、気を引き締め、いただいた手紙を拝読して感激して思わず泣いてしまった次第です。
ちょっと辛口になりましたが・・・。
更に
仕組み化(システム化)しておく
というのは、構築するまでは大変です。
ここが出来なくて挫折する人が多いのでは?とも思います。
それが、「アイデアはたくさんあるけれど、それ止まり」
になってしまうということです。
ですが、一度形にしておくと誰が関わっても同じように出来るというメリットがあるため、協力してひとつのことをやれる関係性が生まれます。
そのためにはまずその企画のフローや誰が何を担当すれば良いのか?
お金の流れは?
ということを整理してみて、どんな形であれ「小さく始めてみる」ということが大切なのではないでしょうか?
私自身も最初は、パルシステムのサークルからスタートしました。
その後任意団体の山梨セラピスト協会を立ち上げてその看板でイベントや企画をしてきました。
そして、このサポートラボを設立。
設立しましたが、その後の活動については青写真はありますし、やりたいこともいっぱいありますが、実務面をまずは大切にしてそちらが整ったら次!と考えています。
やりたいことをやるだけ、突っ走るだけという段階ではなくなっていると思うので優先順位をしっかりと意識した行動や計画は必要ですね。
私の愛読書「ガラスの仮面」で北島マヤがあるオーディションを受けようとすると、
※すみません、ガラスの仮面ネタはこれまで何度も登場しているので嫌だったらスルーしてください。
事務員が
「あきれた・・・!さっきも言ったように推薦された各劇団はえぬきの実力ある役者だけがオーディションに受けられるんだよ。
なにしろ、あの亜弓さんと舞台で対等にはりあえる人でなきゃ駄目なんだから・・・君、自信あるの?」
と聞きます。
その時に北島マヤは
「やってみなければ・・わからないと思います・・・!」
と答えます。
まさにこれ、だと私は思います。
まずは「やってみる」
そう思って、劇場にやってきて、直談判してオーディションを受けるという約束を取り付けます。
この行動をしなければマヤはずっと表舞台に立てないまま、姫川亜弓と競えないままだったでしょう。
これを自分のやりたい仕事、企画、活動にもあてはめるとしたら、
まず「やってみる」と決める。
やるために何から始めたら良いかを考えてアウトプットする。
これが仕組み化していくために一番最初に必要なことだと思います。
何にしてもそうですが、お互いの信頼関係があってこそ、ビジネスは成功します。
イベントにしても同じです。
その友好的で有効な関係性が雰囲気に現れます。
お客様はそれを敏感に感じ取るもの。
これからイベント出展も増える季節。
やりたいことをやるときには、やるべきこともきちんと押さえたいですよね。
サポートラボのメンバーがひらめいたアイデアが形になっていくことがこれからとても楽しみです。
私も楽しみながら頑張っていこう!と思ったミーティングでした。
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